街の人に聞く…「200円」に心理的な壁も

では、今回のペットボトル飲料の値上げ、消費者はどのように受けて止めているのでしょうか?

河野文美アナウンサー
「みなさんはペットボトル飲料にいくらまで払うのか、調べてみます」

街の人
「200円ですね」「150です」

河野アナ
「10月1日出荷分から各メーカー値上がりするのですが」

街の人
「マジすか厳しいですね、いろいろ昨今値上がりが多いので困りますね」

こちらの男性は節約のためにこんな工夫をしているそうです。

街の人
「マイボトルを普段持っているのでそこはあまり買わずに、そっちでできればいいかなと思っています」

学校帰りの高校生女子5人組は、貴重なお小遣いに響くとあって、賢くお店選びをしているようです。

高校生女子
「150円でした」
「これわかんないけどこれは120円でした」
「68円」

河野アナ
「皆さんどこで買っているんですか」

高校生女子
「スーパーです。安いから…」

河野アナ
「もしこれからも値上がりが続くと、どう思いますか?」

街の人
「買う気失せますね」「外で買うことは少なくなるんじゃないかな」

一方で、こんな意見も聞かれました。

河野アナ
「どちらかというと安さと美味しさどちらを優先しますか?」

街の人
「7:3で美味しさ」
「好みであれば少しお高くても飲みたいなっていう。質が良くなっているような気がします」

結果、33人中25人が150円から200円までペットボトル飲料にお金を出せると回答しました。

帝国データバンク富山支店 調査課 大場正範さん
「分かりやすいですよね、200円って多分。この辺で心理的な壁があるんでしょうね。どこまでが負担かっていう。200円超えてくると、ちょっとインパクトが大きいんじゃないかなっていう」

河野アナ
「今後のペットボトル飲料の価格ってどうなっていくか教えていただきたいです」

帝国データバンク富山支店 調査課 大場正範さん
「いろんなものがどんどん上がっていくっていうことは考えづらいんですけれども、間違いなく上がっていくんじゃないかなと思います」

10月は、パックごはんなどおよそ3000品目の商品の値上げが予定されています。

止まらない値上げラッシュ。年末に向け家計のやりくりを強いられそうです。