北アルプス後立山連峰のワリモ岳で登山をしていた埼玉県の女性会社員が、登山道から滑落し、右腕の骨折などの重傷です。

13日午前10時45分頃、後立山連峰・ワリモ岳・標高約2870メートルの富山県側で、埼玉県の49歳の女性会社員が登山道の岩場から約20メートル下に滑落しました。
一緒に登山をしていた友人が110番通報しましたが、悪天候のため救助活動ができなかったため、女性は山小屋まで自力で移動し、15日まで山小屋で待機していました。

その後、15日になり天候が回復したため、県の消防防災ヘリが女性を救急搬送しましたが、女性は右腕の骨を折るなど重傷です。
警察によりますと事故当時は雨が降っていたということで、女性が濡れた岩場でスリップしたとみられるということです。