細かく表現できるギリギリのところまで…

鐘は青銅製で、通常よりすずの成分を高めにして高くて澄んだ音色を表現したということです。

音色とともにこだわったのが大会のロゴと文字です。

老子製作所 老子祥平社長
「砂型になるんで、あんまり細かいと模様が出なかったりするんですけど」「きっちりと細かく表現できるギリギリのところまで攻めて出したかなと思います」

ギリギリを攻めた「ファイナルラップベル」が、世界陸上のラスト1周の戦いの幕開けを高らかに告げます。

老子製作所 老子祥平社長
「うちで作った鐘の音を聞いて、もうひとつ力を入れてもらって、自己ベストであったり大会記録であったり、世界記録を出していただけたらうれしいなという思いはありますけどね」

東京2025世界陸上は、9月13日から21日まで開催されます。

このファイナルラップベルは、セイコーハウス(東京)6階ホールで、2025年9月12日(金)~9月21日(日)の期間に、特別企画展「HARMONY OF THE MOMENTS」 の一部として展示されています。