南シナ海で発生した熱帯低気圧が24日未明には台風に発達する見込みです。今後の進路によっては、週末にかけて沖縄地方に接近する可能性があります。気象庁は船舶は航行に注意し、沖縄地方では今後の台風情報に十分留意するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、南シナ海で発生した熱帯低気圧は23日午後3時現在、中心気圧996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速15メートルで西南西に時速15kmで進んでいます。

24日午前3時には台風に発達する見込みで、その後も発達を続け、24時間後の24日午後3時には中心気圧990ヘクトパスカル、最大風速20メートルまで勢力を増す予想です。

24日までは西南西に進むものの、その後進路を変え、25日にはフィリピンの東で東北東に進む予想です。さらに26日午後3時には沖縄の南まで北上し、熱帯低気圧に変わる見込みです。