富山湾の6月の総漁獲量は1,653トンとなり、前年同月の754トンに比べて大幅に増加しました。特に目立つのは “サバ” で、漁獲量1,186トンと平年の165トンを大きく上回りました。
絶好調のサバ、好調のフグ、不調のアジ…
富山県農林水産総合技術センターが公表した6月の富山湾の漁況によりますと、サバの漁獲量は1186トン、湾内の市場別では新湊が449トン、氷見が388トン、魚津が187トンとなっています。
一方、アジの漁獲量は64トンと、平年の266トンを大きく下回りました。魚津で26トン、氷見で19トン、新湊で8トンが水揚げされています。
マイワシは51トンで平年並みでしたが、フグ類は47トンと平年の24トンを大きく上回りました。フグ類は主にゴマフグが漁獲されたということです。
サワラは43トンと平年の68トンを下回り、カタクチイワシも21トンと平年の35トンを下回る結果となっています。
