■体の大きい弟と撃ち合うことも…

1週間のうち休みは水曜日だけ。放課後、夜遅くまでグローブをつけ、土日は別の高校の男子選手と拳をあわせます。

十仁さんより体が大きい、中学3年生の弟・世道(ぜろ)さんと撃ち合うことも多いといいます。


ボクシング日本代表 利根川十仁さん:
「試合になったら、その舞台の緊張感も楽しいし、やっぱボクシングはもうなんかすべてにおいて楽しいみたいな」



この日、クラスで行われた壮行会。

ボクシング日本代表 
利根川十仁さん(高岡第一高校3年):

「大会では日本代表としての誇りを持ち、クラスのみんなにもいい報告ができるよう頑張ってきます」


学校の仲間たちからあたたかい拍手が送られました。



友人:
「めっちゃ、がんばってほしいなと思いましした」

ボクシング日本代表 
利根川十仁さん(高岡第一高校3年):

「オリンピックで金メダルを取るのが、自分の中の、最終的な夢です」
「海外の選手とやるとやらないとでは全然これからの試合が変わってくると思うので。ここをやっぱりステップにして、優勝することを目標にして頑張りたいと思います」


はじめて挑む、世界の舞台。夢への第一歩を踏み出します。