富山県の入善町は3日、町の職員を酒気帯び運転で停職6か月の懲戒処分としたことを発表しました。

処分を受けたのは、入善町の一般行政事務職の主任で30代の男性職員です。

この職員は6月28日の午前7時10分頃、町内で自家用車を運転していたところ、パトロール中の警察官に停車を指示されました。アルコール検知の結果、酒気帯び状態での運転が判明し、その場で検挙されました。

男性職員は前日、深夜0時頃まで友人と飲食店で飲酒をしていたということです。翌朝、飲食店に置いてきた車を取りに行った際に警察官に呼び止められ、酒気帯びが発覚しました。

入善町の笹島春人町長は「公務員の不祥事については社会的関心も高く、常日頃から注意を喚起していたにもかかわらず、このようなことが起きたことは誠に遺憾でお詫びします。組織を挙げて綱紀の粛正と服務規律の確保に努め、町民の皆様の信頼を回復することに全力で取り組んでまいります」とコメントしています。