天皇皇后両陛下の長女・愛子さまがラオスを公式訪問するため羽田空港を出発されました。初めての海外公務です。

愛子さまはきょう(17日)午前11時ごろ、羽田空港の搭乗口で宮内庁職員や空港関係者から見送りを受けられました。近くにいた人たちに笑顔で手を振ったあと、愛子さまは民間機に搭乗し、経由地のタイ・バンコクへと出発されました。

今回の訪問は、日本とラオスの外交関係樹立70周年にあたり、ラオス政府から招待を受けたものです。

愛子さまはきょう(17日)夜、首都・ビエンチャンに到着し、22日朝に帰国される予定です。

ビエンチャンでは、トンルン国家主席の表敬訪問やソーンサイ首相らとの面会、晩さん会などにのぞむほか、不発弾の被害を伝える資料館「COPEビジターセンター」を訪ねられます。

また、ラオス北部の古都・ルアンパバーンを日帰りで訪問し、日本が支援する「ラオ・フレンズ小児病院」などの視察も予定されています。

愛子さまの海外公務はこれが初めてで、皇室によるラオス訪問は2012年に天皇陛下(当時皇太子)が訪問されて以来、13年ぶりです。