本格的な海水浴シーズンを前に、万が一の事故に備えた救助訓練が2日に行われました。海難事故に対応するため毎年実施されており、今年は特に連携強化が図られました。

訓練は海難事故の救助技術を向上するため、富山北消防署などからなる富山救難所が毎年行っています。
この日は、初めて八重津浜海水浴場のライフセーバーも参加し、連携の強化を図りました。
訓練は水上オートバイとの接触によりゴムボートが転覆し数名が漂流、1人が行方不明となった想定で実施。
ライフセーバーが意識不明の要救助者を救出し、到着した救急隊に引き継ぐ流れや、潜水隊による行方不明者の捜索から救助までの流れなどを確認しました。
県内では去年、海のレジャー中の事故が3件発生し、1人が死亡しています。富山救難所は海水浴の際はライフジャケットを着用することや、1人で泳がないことなどを呼びかけています。