新人・出町譲候補が考える中心市街地活性化

新人・出町譲候補

「私まず最初にダイエー跡地の件なんですが、私自身ですね、このダイエー跡地を取得、これをですね土地開発公社が使って、議会の審議もないまま購入したことについては極めて残念です。こうしたやり方をどんどん進めていくとなると、本当に、議会、そして市民の信頼が得られないと思います。なにせ大きな買い物なんです。8億6000万円というのは。それをある種、市長がこうした形でやられることは、私はおかしいと思ってます。

ただですね一方で、もう購入してしまった。3月末に購入してしまったわけです。だからこそ、今後はですねこれをどう使うかっていうことを考えていかなきゃいけないと思ってます。いろいろ言われてる中でですね、市役所の新庁舎をそこに立てるんじゃないかとか、まあいろんな議論があります。でも、もちろんそんないろんな議論をですね、皆さん、市民の皆さんにオープンにした上で、私考えなきゃいけないと思ってます。私はかねがねですね、あの高岡の公立大学を作るべきだという考えを持ってます。それは、基本的には戸出にある高岡法科大学の跡地を利用するものなんですが、まあ駅周辺に大学のサテライトの教室みたいのがあるっていうことも一つの可能性としてあるのかなとも思いますが、とにかく皆さんと議論して考えていきたい。それが私の考えです」

「あと、竹平記念体育館のサブアリーナの件なんですけど、これもですね、私、おかしいと思ってるのは、今年の1月に突然、ホームページ上にこのサブアリーナの話が出て、もう作る方針だということで、それでこの4月から基本設計の予算、入ってて、組み込まれてます。そして、もう契約締結したというふうに聞いてます。もうこの選挙前の直前になってですね、この2000数百万円の予算がもう使われるっていうことはもう決定したんです。私これもですね、やはりもっと議会の審議なんか必要だと思ってるんです。これからですね人口が減っていく時代に大きな投資をするっていうことは本当にリスクがあります。しかも高岡ではですね、スポーツコアに総合体育館をつくる計画が依然としてあるんですよ。だから二重投資になるリスクもあるんです。ただ、もうこれ、このサブアリーナ、もちろん大きなスポーツ大会を開きたいという声もあるでしょう。ただ私自身は、先ほど申し上げたように、二重投資の懸念もあることもあり、やはり白紙撤回含めて、検討していかなきゃいけない。私そう思ってます。ただもちろんそのときはですね、いろんな方々の、もっとご意見を聞かなきゃいけない、聞いた上での判断になりますが、今後、早急に取り掛からなきゃいけない問題だと思っております。なにせ、一旦進み始めたらですね、数十億円規模、今資材も高騰してますし、数十億円規模になるんですよ。ここはやっぱり慎重に踏みとどまらなきゃいけない可能性も含めて考えていきたいと思ってます」

「それとあと中心市街地の活性化についてですけど、これはなかなか難しい問題なんですよね。一朝一夕に解決するとは思いません。ただ一方でですね、私思うのは、もっと歩きたくなるようなまちづくりをしなきゃいけないなと思ってます。「ウォーカブルシティ」っていうのが今よく言われてるんですよ。歩くことのできるまちっていうのは、だからもっとベンチを増やしたりとかですね、緑を増やしたりとかして、もっと歩いて楽しいまち作り。そうした中で、お店を皆さんが出しやすいように、ある種補助金なんかもそこにやんなきゃいけない。それにセリオに関してもですね、今、子ども広場がありますが、そこを子供たちがもっと使いやすいような環境にすればですね、子供が遊びたいとなればですね、そしたら親が連れてくる。そこには一つの経済効果があると思います。だから私、中心商店街はいろんな側面から活性化の糸口を探っていきたいと思っております」