九州北部地方と九州南部では降り始めからの総雨量が200ミリを超える大雨となっているところがあり、気象庁は、九州北部地方では引き続き10日は土砂災害に厳重に警戒するよう呼びかけています。また、西日本から東日本では11日にかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

11日午前0時からの3時間予想降水量＝気象庁HPより

気象庁のよりますと、前線が11日にかけて、西日本から東日本に停滞するでしょう。この前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となり、西日本を中心に雷を伴って非常に激しい雨の降るところがある見込みです。

雨の予想
10日午後6時から11日午後6時までに予想される24時間降水量は多いところで、
　　東海地方＝130ミリ
　　近畿地方＝120ミリ
　　中国地方＝100ミリ
　　四国地方＝100ミリ
　　九州北部地方＝100ミリ
　　九州南部＝150ミリ

九州北部地方と九州南部では降り始めからの総雨量が200ミリを超える大雨となっているところがあります。

九州北部地方では引き続き10日は土砂災害に厳重に警戒してください。

また、西日本から東日本では11日にかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。