ことしの富山県産米の予想収穫量が過去最少となることが北陸農政局の発表でわかりました。

北陸農政局によりますとことしの主食用の県産米の予想収穫量は、前の年よりも3400トン少ない17万4000トンで、統計を開始した2008年度以降最も少なくなる見込みです。

これはコメの需要低迷などにより主食用のコメの作付け面積が去年より900ヘクタール減ったことが影響しています。

また9月25日現在で作柄の良し悪しを示す作況指数は101で『平年並み』となる見込みです。

ことしは田植え直後に天候に恵まれ穂の数が「多く」なった一方、8月中旬以降の日照不足などでコメの実り具合は「やや不良」となることが見込まれています。