富山県議会に大きな動きです。2020年の富山県知事選をきっかけに分裂していた県議会の2つの自民党の会派がおよそ4年6か月ぶりに合流しました。

共同で会見を行ったのは県議会最大会派「自民党議員会」の鹿熊正一会長と、第2会派「自民党新令和会」の中川忠昭会長らです。2つの会派は11日付けで合流し、今後「自民党議員会」として活動するとしました。
自民党議員会 鹿熊正一会長
「新令和の会が自民党議員会に合流するということについて全会一致で承認をすることになりました」

県議会の自民党会派を巡っては、現職と新人による保守分裂となった2020年の県知事選挙を前に、新人だった新田氏の支持を表明した議員4人が「自民党新令和会」を結成し最大会派から分裂しました。

それ以降、最大会派と第2会派として活動を続けてきましたが、今月3日に、自民党新令和会の中川会長が合流したいと申し出て、議員会の議員総会で全会一致で承認されたということです。
