運転士不足により、富山~東京間の高速バスにも深刻な影響が出ています。

橋本星奈アナウンサー
「富山と東京を結ぶ高速バス。ゴールデンウイーク明けから、すべての便が運休となります」

富山地方鉄道の富山~東京間の高速バス。これまで1日2往復、早朝と深夜発の2便ずつを毎日運行していましたが、4月からは金土日と祝日のみの1日1往復に減便します。

午前6時富山駅発の便と東京のバスタ新宿を午前6時55分に出発する便のみを運行しています。

富山東京便がゴールデンウイーク明けの5月7日からは当面の間、「全便運休」になるということです。

運休に踏み切った大きな理由は「運転士不足」。

富山地鉄は全便運休の期間をあくまで「当面の間」としていますが、実質的な「廃止」との見方もあります。

富山地鉄の高速バスは去年3月の富山・金沢間の廃止にはじまり、名古屋や高山線などでも減便が続いています。