女性の子宮頸がんの主な原因になるとされているHPV、ヒトパピローマウイルス。このウイルスを予防するHPVワクチンについて、男性の接種を助成する自治体が増えています。その狙いとは?取材しました。

子宮頸がんの主な原因とされる、HPV、ヒトパピローマウイルス。主に性交渉により、感染するものです。
近年、子宮頸がんは若い女性の発症が急増。国内では毎年約1万1000人が罹患し、約2900人が亡くなっています。

この子宮頸がんは、ワクチン接種により、原因となるウイルスの8割から9割を予防できるとされています。
女性クリニックWe!TOYAMA 鮫島梓 医師
「ワクチンを打つことで子宮頸がんを減らせる。その効果もかなり大きいので、女性に関してはベネフィットがすごく大きい」
現在、日本では小学6年から高校1年の女性を対象に、公費による無料の定期接種が進められています。