富山の名産、駅弁として全国的に知られる「ますずし」。富山市で23日、まちの盛り上げを目的に、世界一大きなますずし作りがおこなわれました。果たして成功したのでしょうか。

扇形の木枠を13人で囲み、みるみる完成していく大きなます寿司。

これは富山駅周辺の活性化に取り組む「トヤマチミライ」が駅周辺の賑わいをつくろうと企画したものです。

県内外からの参加者約240人が直径3メートル超えの”世界一”大きなます寿司づくりに挑戦しました。

使うのは笹およそ900枚、酢飯96キロ、マス50キロ。

参加者は12グループに分かれ、県内のますずし職人に教わりながら笹や酢飯を詰めていきますが――

職人「どうですかみなさん。うまくいきましたか?」
参加者「ご飯ちょっと少ないんですけど」
職人「ご飯はここに少しあるんですがあんまりこれをあてにすると、なかなか平にならない」

ますずしをおいしく作るコツは、土台となる酢飯を平に詰めることだそうです。

職人「私の想像よりうまくいってます。こんなもんでしょう!」