富山県で男の子の健やかな成長を願い正月に飾る「天神様」の商戦が早くも始まっています。

富山県射水市の「たいこう人形」では、正月に飾る天神様の掛け軸や木彫りの井波彫刻などおよそ80点が展示・販売されています。

天神様の風習は、学問の神様として信仰される菅原道真の掛け軸などを正月の間、床の間に飾り、子どもの成長と学業成就を願うもので、男の子が生まれた年に母方の実家から贈るものとされています。

店によりますと、近年は床の間のない住宅が増えていることから、リビングにも飾れるコンパクトな掛け軸や人形が人気を集めているということです。天神様商戦のピークは来週を見込んでいます。