明治安田サッカーJ2のカターレ富山は2日の第3節でヴァンフォーレ甲府を下し、ホーム開幕戦を勝利で飾りました。

待ちに待ったホーム開幕戦。

あいにくの天気にも関わらず、富山県総合運動公園には多くのサポーターが駆けつけました。

サポーター
「(カターレが)絶対勝つと思って来ました」
「とにかく頑張ってほしい。いっぱい得点を決めてほしい」
「カターレが勝つだけを考えて全力で声出したいと思います」
「勝ちますよ~!勝ち点3取りましょう!」

まだピッチサイドや観覧席に雪は残るものの、400人以上のサポーターやスタッフによる雪かきのかいもあり、無事に県総合運動公園陸上競技場で開催されたホーム開幕戦。

相手は、ヴァンフォーレ甲府。ことしでクラブ誕生60年を迎え、去年アジアチャンピオンズリーグ出場を果たすなど伝統も、実力もあるクラブです。

サポーターに「結果で感謝を伝える」と気合十分のカターレは、試合立ち上がりから積極果敢なプレーでゴールに迫ります。

前半21分、左サイドを突破した伊藤拓巳のクロスに、5シーズンぶりにカターレに復帰した武颯のゴールで先制。チームを勢いづけます。

前半37分には甲府がミドルシュートを放ちますが、富山の守護神・田川知樹のスーパーセーブで相手にゴールを許しません。

サイドが変わった後半25分。カターレは、ゴール前へのロングボールを武が折り返し、途中出場・末木裕也のゴールで追加点をもぎ取り、2対0とリードを広げます。

最後の最後までアグレッシブな泥臭いプレーで攻め続けたカターレ。甲府相手に2対0の快勝でJ2ホーム開幕戦を白星で飾りました。

先制ゴール 武颯 選手
「早く点取りたかったんで、きょう取ることができてうれしいです。きょうみたいな熱い試合、自分たちの気持ちがこもったプレー、そういった試合を毎試合見せられるように自分たちまたあしたからいい準備していきたい」