富山県射水市の小学校で、地元のカニを味わう「カニ給食」がことしも始まりました。1人1杯丸ごとです。
「わあー。すごーい」
教室に届いたのは、富山県射水市の新湊漁港で揚がった大きなベニズワイガニ。
市内の新湊小学校の給食では7日、6年生の児童47人に1人1杯丸ごと、カニが提供されました。
子どもたちに地元の味を知ってもらいたいと、射水市と漁協などが2003年から毎年行っているものです。
子どもたちは自分の顔よりも大きなカニに苦戦しながら丁寧に身を取り出し、大きな身がむけると笑顔でパクリ。地元の味を思い切り楽しみました。
児童:
「おいしいです。(記者:どのくらい美味しい)このくらい」
児童:
「身の出し方を学びました。成功したら気持ちいい」
児童:
「かにみそです。色々と渋いのが好きなので。一回他のところのカニ食べたことあるけど、全然新湊のカニの方がおいしくて甘かった。(記者:じゃあ自慢ですね)はい」
「カニ給食」は来月まで、射水市内15の公立小学校で順番に行われます。