富山県の県立高校再編を巡って、県東部の新川地区では教育関係者らが2038年度までに目指す県立高校のあり方について、31日意見交換しました。
このワークショップは、富山・高岡・砺波・新川の4学区で開かれているもので、新川学区の教育長や高校教諭、PTAなど16人が参加しました。
県が今月まとめた基本方針の素案では、多様な教育ニーズに合わせ、現在県内に34ある県立高校を2038年度までに20校程度に再編する方針です。

新川学区では新川から富山学区の高校に通う生徒が多いことが課題で、ワークショップでは新川学区に生徒のニーズに合った専門学科など特色のある高校を配置すべきといった意見が出ていました。
高校教諭
「生徒のニーズに合わないと意味がない。また各地区に配置されていることも大切」

船橋村 教育長
「色々な種類の高校ができるとなると、それを選択するための中学校での教育がまず非常に大きく変わる必要があるのではないか。どういう高校を選択できるかっていう能力を中学生の間につけていなかいといけない」

富山、高岡、砺波学区の意見交換はすでに終えていて県は今年度中に基本方針を固めるとしています。











