富山県内の市町村別の住宅被害まとめ

【市町村別住宅被害】
市町村別では、氷見市で6706棟、高岡市で5490棟、富山市で3594棟などとなっています。

【公費解体】
公費解体の進捗です。県内では1230件の申請があるのに対し、解体が終わっているのは全体の2割にあたる253棟にとどまっています。

【自治体別解体率】
チューリップテレビが、公費解体の申請のあった5つの自治体に確認したところ、申請に対する解体率は、射水市が26.5%と最も高く、次いで、富山市の21.4%。最も低かったのは小矢部市の4%でした。このように、自治体によって進捗にばらつきがみられますが、県は、来年度末までの完了を目標にしています。

【被災者の住まい】
先月25日時点で、賃貸型の応急住宅いわゆる「みなし仮設住宅」に住んでいる人は525人、公営住宅に住んでいる人は151人となっています。県内では少なくとも670人あまりの人が、地震から1年経った今でも、自宅以外での仮住まいを余儀なくされているのが現状で、住まいの再建が課題になっています。