庁舎の移転新築 スムーズにできるか
夏野氏が4期目で直面する課題は新庁舎の整備です。
現在の市庁舎は建物の一部が建設から60年が過ぎていて耐震性の問題が指摘されています。
また、能登半島地震を受けて北陸でも震度7クラスの地震が発生し得ることが判明し、新庁舎の整備を前倒しで進めることになりました。
新庁舎の有力候補地となっているのが、敷地面積約2万7000平方メートルの「県花総合センター」です。
この施設は建設から38年を経て老朽化が進み、維持管理コストがかさんでいることから2026年度末で県が廃止を決定していて、夏野氏は今後土地購入に向け県と交渉を進めます。
砺波市 夏野修 市長
「県としてなにか使うことは考えてないということですので、間違いなく決定できると思います。そのあとは県との交渉になりますが、次の4年間、任期の中で全部が完了するっていうわけではありませんが、かなりの形のところまで持っていけると思いますので着実に進めていきたいと思っています」