“自由に生きる”とは “勇気のいること” …

ワークショップには定員いっぱいの30人が集まり、鍋島さんの友人のデンマーク人、ディテ・ダイゴーさんが進行役となって、飲み物とお菓子を味わいながら語り合う「ヒュゲ」のスタイルで始まりました。

ヒュゲを説明するディテ・ダイゴーさん

ディテさんによりますと、デンマーク人にとっての自由は、“それぞれ意見が違うのは当然” との前提に立つといいます。そして、意見や主張が違っても(相手が子どもであっても)年代性別問わず、お互いを尊重しながら会話による信頼関係を築いていくものといいます。

参加者たちは隣り合う人同士で、自分にとっての自由とは何かを述べ合ったあと、みんなで意思を表明し合い、気づきや発見、学びをわかちあいました。

なかでは、日本では他人に同調すること、協調するようにふるまうことが尊ばれ、自由な生き方は、ある種のおそれ(恐怖)を伴うイメージがあるのではないかとの意見も出ていました。