レッスンも審査対象4か月休み返上で東京へ
セミファイナルに勝ち進んだのは35人。7月の最終選考に向け朝から夕方まで毎週末、東京でレッスンが行われています。

碧さんは、平日、会社に勤務しながら毎週末は欠かさず東京へ…。4月からの4か月間、休みはありません。

ミスユニバースが求める女性像は、女性のリーダーとして活躍できる女性です。

大会では「ダンス」「ウォーキング」そして「スピーチ」の3つの部門で、外見の美しさだけではなく、知性や人間性などの内面性も審査されます。



ミスユニバース ナショナルディレクター
美馬寛子さん「自分が入って普通に歩き始めたら、後ろの子どうやって入ってくるの?自分がはけたら良いんじゃなくて周り見てって言ったじゃん」

講師を務めるのは、歴代のミスユニバース日本代表。(2003年ミス・ユニバース日本代表)宮崎京さん(2023年ミス・ユニバース日本代表)宮崎莉緒さん


毎回のレッスンも全て審査対象。日々順位が入れ替わり、大会前には、さらに10人に絞られる厳しい選考レースです。

例えばこのダンスのポジション。この8人が今のところ一歩リードしているようです。少しでも良いポジションを掴むために、一瞬たりとも、気をぬくことはできません。
束の間のランチタイムでさえも…。

2023年ミス・ユニバース日本代表
宮崎莉緒さん:「ごはん食べながら聞いてほしいんだけど、あと一か月しかないから。トップ10が大体決まってくる。やっぱりレッスン一回一回大切にしてほしい」



トップ10入りしなければ、最終選考にすら進めません。まずはそこが目標です。

この日のレッスン後…。
「きょうのランキングいきたいと思います」

現段階の順位が発表されました。碧さんは…


ミスユニバース 大瀬良碧さん:「どこがだめだったかというのを具体的に教えてください」

ミスユニバース ナショナルディレクター
美馬寛子さん:「基本的にメインのパートになる子たちってダンスができる子達なのね。百発百中で絶対に動きができる。プラス輝いて。プラス笑顔で。プラス自分を見てくださいっていうエネルギーが伝わってくるというところを私は見ているから、それが足りない…」




この日は印象に残るアピールができませんでした。
ミスユニバース 大瀬良碧さん:「前回よりも順位が落ちちゃったんで、すごく悔しくって。チャンスを常にものにできるように行動していかないと」

全体レッスン後、元日本代表の宮崎京さんに特別指導をお願いしていました。碧さんの課題は表情です。
2003年ミス・ユニバース日本代表
宮崎京さん:「頑張んなきゃ、頑張んなきゃで、表情がやっぱり硬くなっちゃうから、めちゃくちゃ頑張っていたと思うんだけど、多分それが良い方に働かなかったなときょうは思った」

悔しさが碧さんを成長させます。
2003年ミス・ユニバース日本代表
宮崎京さん:「笑っていないこの人を笑わせてやろうっていうぐらいの。今みたいな感じ!めっちゃ良い!」

ミスユニバース 大瀬良碧さん:「今回アドバイスいただいたことを自分に落とし込んで、それを一発で決めるというので、表現・アピールしていけたらなと思っています。(表情が明るくなりましたね)ありがとうございます」

勝負の日まで残り1か月…。

ミスユニバース 大瀬良碧さん「ほら、2本分」
中川アナ「2本分あいてる!」

ミスユニバース 大瀬良碧さん:
「日本・世界と来る予定なので…ここにかけたいなって…」


7年超しの夢をかなえるために…。
厳しいレッスンを乗り越えて…。
誰よりも輝く、大輪の花を咲かせます。
