政治資金規正法の改正案が6日、衆議院で可決されましたが、SNSでは「裏金維持法」という言葉がトレンド入りしました。一方、裏金問題を起こした議員の姿勢にも厳しい目が向けられています。今月、政治資金パーティーを開く予定の自民党の田畑裕明衆議院議員。そのパーティーの案内状を受け取った男性は憤りを感じたといいます。その理由は…

国会では6日、政治資金規正法の改正を巡り自民党が修正した改正案が衆議院で可決。しかし、企業・団体献金の禁止は含まれず、不透明な政治資金である政策活動費も温存されました。

これを受け、旧ツイッター、Xでは7日「裏金維持法」がトレンド入り。改正案を批判する投稿が相次ぎました。

これでは裏金問題はなくならないと怒りが爆発した形です。一方、裏金問題を起こした議員の姿勢にも厳しい目が向けられています。

案内状を受け取った男性:「(案内状が届いた)その日に捨てました。それぐらい怒ってもいましたし、あきれてもいましたし…」

こう話すのは、田畑裕明衆議院議員側から政治資金パーティーの案内状を受け取った男性です。

自民党で富山1区選出の田畑裕明衆議院議員。政治資金パーティーの裏金問題で収支報告書に68万円の不記載があり、幹事長から「厳重注意」を受けました。