5月は多くの小中学校で運動会が開催されます。暑い日に心配なのが熱中症…。首や脇に冷えた水筒などをあてて冷やす光景をよく見かけますが、医師によりますと、実は手や足を冷やすほうが効率よく体温を下げられるというのです。運動会での熱中症対策含め、取材しました。

「がんばれー!」

記者:「こちらの小学校では今週末の運動会に向けて予行演習が行われていますが、子どもたちが元気に過ごせるようにと、様々な熱中症対策がとられています」
奥田北小学校 中山隆博校長:「これは本式のもので、自分も簡易のものを常に持って、状況を調べながら進めていくというか…」

テントの柱には黒い球体が付いた電子機器が…。

養護教諭:「熱中症の危険性を気温とか空気の流れとか照り返しとかで出してくれるものなので確認しています」


こちらは熱中症指数モニターという機器。指数が31℃以上になった場合は、屋内の涼しい場所で過ごすなどの対応が必要になるといいます。

