ドライブをする時、音楽を聴きながら運転するという人は多いと思います。しかし、何気なくかけているその音楽。音量次第で実は交通違反かもしれません。取材しました。

行楽シーズンを迎え、車でドライブ。好きなアーティストの音楽を聞きながら気持ちよくドライブする人も多いのでは。
でも、外の音が聞こえないような状況になると…交通違反になる可能性があるのです。
なぜ違反になるのでしょうか。

富山県警交通企画課・今﨑貴史警部:
「道路環境における危険を知らせる踏切の遮断機の音だったり、パトカーや救急車が通る時のサイレン音が聞こえない。このような環境下での運転はとても危険なものになりますので、その中で、オーディオ、音楽やラジオ等を大音量でかけることは交通違反に該当してきます」

大音量で運転することによって、踏切の遮断機の音や救急車のサイレンなど危険を知らせる周囲の状況を把握出来なくなり、道路交通法第71条「運転者の遵守事項」に違反する可能性があるといいます。