富山県水産研究所はベニズワイガニの漁獲量が減った要因のひとつに、地震による“海底地すべり”があると推測しています。

富山県水産研究所・三箇真弘研究員:
「海底地すべりによってベニズワイガニが生き埋めになったり、海底の環境が変化して他の海域に移動した可能性などが考えられると思います」
富山県水産研究所の研究では、ベニズワイガニが漁獲可能な甲羅9センチ以上に成長するには9年以上かかることがわかっています。海底地すべりで大量のベニズワイガニが生き埋めになっていた場合は、資源が回復するのに時間がかかると懸念されます。

富山県水産研究所・三箇真弘研究員:
「小さいものが少ないと、それ今後、大きくなっていったときに漁獲量に影響していくと思うので…小型の個体がどれだけいるというところは調査などでも確認しようと考えている」

2023年に富山県水産研究所の海底調査で撮影された映像をみると、ベニズワイガニの姿がしっかりと確認できます。研究所では今年も6月に、ベニズワイガニがどのくらい生息しているかなどを地震後はじめて調査することにしています。
富山県水産研究所・三箇真弘研究員:
「実際に漁獲量は新湊地区で大きく減少しておりますし、支援状況についても、この調査で確認していけたら良いのではないかと考えています」

富山湾のベニズワイガニはどこにいったのか。漁師たちの不安な日々は続きます。







