あの日から止まったままの時計が残された家もまた、解体されることになりました。

この家に暮らしていた桑原俊夫さん、66歳。1月中旬から、88歳の母と、氷見市内の賃貸住宅に2次避難しています。慣れない生活ですが、ようやく温かいご飯を食べられるようになりました。
桑原さん:「ぜいたくは言われませんわ。雨露しのげればそれで今のところは十分です」
自宅は公費で解体される予定ですが、高齢なうえ、年金暮らしで経済的に余裕がなく、大きな借金をして、姿地区に新しく自宅を構える見通しは立っていません。
桑原さん:「会社定年になりましたので、年金生活なんですよね…今からどうしていこうかなと。未定です」
姿地区には、自宅の解体は決めたものの、その先の見通しが立っていない人が他にも大勢います。
この日、区長の山本さんは、姿地区を離れて市内で二次避難している住民をたずねました。およそ1か月ぶりの再会です。







