日本一の誇りを胸に…

七田さん:「優勝したことによって得ることができた一枚しかないベストになっています。誇らしいこともありますし、嬉しいですね。これを着られるということが」

そんな日本一になった母の姿を見て長男の遥斗くんは、「お客さんに対してその1人1人に丁寧に接していて、すごいなって思います。すごい賞を獲ったというのもあるので、今まで以上に仕事に一生懸命取り組んでいると思うので、これを続けていってほしいな」と自慢げに話します。

七田さんはどんなときもお客様目線を大切にしてきました。それはあらゆるシーンで感じられます。プレートが少しずれていた時には…

七田さん:「それ終わったらで良いので。このシフォンケーキのネームプレート、きゅっと。ちょっとだけずれてて。すいません。おねがいします」

「お客様目線」。これこそが七田さんの接客の極意です。

七田さん:「やっぱりお客様目線で、こっちからショーケースを見ることで、おかしなことはないかなとか、お客様が食べたくなるような、買いたくなるような商品であるかなっていうのを見て、チェックしていました」

七田さんはこれからも大好きな「おもてなし」の仕事で訪れた人の笑顔を作っていきます。