世界遺産 “五箇山合掌造り集落” をVR技術で世界に発信…。“日本の原風景”ともいえる山村の伝統家屋のライブ配信スタートさせ、最新の映像でインバウンドの取り込みをねらいます。

南砺市 田中幹夫市長:「ウエルカムトゥ五箇山」「すごい~!これはすごいな!」

南砺市がインバウンドの富裕層をターゲットに制作したVR映像が完成しました。

VR映像は、専用のゴーグルを着用し、360度映像を映しだすことで、実際にその空間にいるような感覚を得られる技術です。

今回の映像は、世界遺産の菅沼と相倉合掌造り集落で撮影され、伝統のこきりこ踊りや和紙作りの体験など、五箇山地方の伝統文化をバーチャルで楽しむことができます。

見終わった市長は。

田中幹夫市長:「実際に見るとまさに360度、きれいな景色が見えるということがちょっと驚きました」「今まで我々がよく見てる五箇山の景色、五箇山民謡とは違った魅力がまた広がっていくと感じた」

菅沼と相倉合掌造り集落では海外からの観光客がコロナ以前まで戻ってきていますが、南砺市は、このVR映像をきっかけに、コロナ前の2倍となるインバウンドの誘客を目指したいとしています。

VR映像は、今後、南砺市のホームページでも公開されます。

南砺市交流観光まちづくり課 吉田敏一さん:「今回、五箇山ということをテーマにしましたが、市内にはまだまだ観光スポットがありますので、そういった部分にも広めていきたい」