能登半島地震で全国から寄せられた義援金について、富山県は人的被害や住宅被害に対する一次配分の金額を決め、亡くなった人は100万円、全壊住宅には60万円が配分されることになりました。
配分額は4日、富山県と被災した自治体の担当者などによるオンラインの会議で決めたものです。
人的被害については死亡者一人当たり100万円、重傷者一人当たり50万円が配分されます。
住宅被害については1世帯当たり全壊が60万円、大規模半壊が45万円、中規模半壊が30万円、半壊が15万円、準半壊が6万円、1部損壊が2万円が配分されます。
2月26日の時点で富山県に寄せられた義援金は総額11億1569万4033円にのぼっていて、県は3月中旬から市町村を通じて順次支給する予定です。
また新たに砺波市の一人が能登半島地震で犠牲になっていたことがわかりました。砺波市によりますと、石川県に滞在中に地震の犠牲になったということですが、遺族の要望により年齢や性別、死亡した経緯については明らかにしていません。