日経平均株価が史上初となる4万円の大台を突破しました。株高を背景に証券口座の開設を検討する人も増えていて、市民の投資への関心が高まりを見せています。
証券会社:「日経平均4万円を達成しました」

史上初となる4万円の大台を突破した日経平均株価。先週末のニューヨーク市場でハイテク銘柄が多いナスダック総合指数が2日連続で市場最高値を更新した流れを引き継ぎ、半導体関連の銘柄に買い注文が広がりました。
毛田千代丸キャスター:「午後2時過ぎです。日経平均株価、本日の取引開始から4万円台を維持しています」

富山市にある頭川(ずかわ)証券では日経平均の4万円突破に合わせ、売買注文が急増。午後3時の取引終了までに通常の5割以上の注文が入ったということです。


また、先月中旬から証券口座開設の問い合わせが増えていて、株高の影響で投資への関心が高まりを見せています。日経平均の史上最高値更新に県内の投資家は─。
投資家の男性:「(Q.日経平均が上がっていることについて恩恵受けてますか)それはあの、年内入ってから特にあります。今までの損出とったやつは取り返しました」「やっぱり4万円になったら約1年ぐらいで3割ぐらい資産が増えてますから。いやあ、うれしいですよ」


一方、日経平均は一部の銘柄の値動きが大きく影響していることから頭川(ずかわ)証券では株価の急激な下落に警鐘を鳴らしています。
頭川証券富山支店 曽根達博支店長:「一部の銘柄が売られると日経平均は大きく下がる可能性があるんですよ。その時に慌てないと言いますか。いびつな形で日経平均が上がってることがありますので、そういうところで下がっても慌てず狼狽せず(株を)売らないというところが大事なのかなと思います」











