警察によりますと、9日午前7時17分ごろ、福島県会津若松市大戸町上小塩遅谷の市道(芦ノ牧橋の南東約300メートル)で、バスに乗って通学中の小学生が、近くの川の土手にいるクマ3頭(いずれも体長約50センチメートル)を目撃しました。

クマはその後、いずれかの方角に立ち去り、これまでにクマによる被害は確認されていないということです。

市の教育委員会を通じて報告を受けた警察は、付近の警戒や広報を行っています。

警察によりますと、例年だとクマの冬眠する時期ですが、暖冬などの影響で冬眠せずに活動しているクマの目撃情報が寄せられています。警察では、万が一クマに遭遇した場合は目を背けず、ゆっくり後退するよう呼びかけています。