震災からの復興を目指す福島県広野町に去年、小さな総菜店がオープンしました。この店には、どこか懐かしい家庭の味を求めて多くの人が訪れます。店を開いたのは、震災をきっかけに町に移住した夫妻。「子どもからお年寄りまでみんなに喜んでもらいたい」店にはそんな2人の夢が込められています。

広野町の国道6号沿いにある「惣菜弁当KIYA(きや)」。店に入ると、鶏の唐揚げや黒酢酢豚の香りが食欲をかき立てます。

どれも、できたて。バラエティ豊かなメニューが、日替わりで30種類並びます。好きなおかずを選んで、オリジナルのお弁当を楽しめるのが店の売りです。