今年9月の記録的大雨で大きな被害を受けた福島県いわき市の内郷地区。地区を流れる川に架かる管理者が分からない橋、いわゆる「勝手橋」が問題視されていて、今回の氾濫を招いた一因とも指摘されています。「勝手橋」には「危険性があってもすぐには撤去できない」というジレンマがありました。
今年9月に発生した線状降水帯による記録的な大雨では、いわき市で24時間雨量が194ミリと9月の観測史上最大を記録。市内では1人が死亡し、1700棟を超える住宅が浸水しました。

あれから3か月。復旧作業が進み、被災地は、日常を取り戻しつつありますが、浮き彫りになった課題が…。
伊藤大貴記者「いわき市の宮川です。こちらが管理者が不明となっている橋、いわゆる勝手橋です。」
