子どもの肥満傾向 徐々に改善
福島県内の子どもたちの健康状態は、今回だけで見ると、厳しい結果のようですが、少しずつ改善もしています。
もともと、県内の子どもは、肥満の割合が高い傾向にありましたが、原発事故直後は子どもの外遊びが制限された影響などで、これが急増しました。
2012年には、5歳から9歳、14歳、17歳の7つの年代で、全国ワースト1位となりました。
この結果を受けて、県は2015年に「体力向上プロジェクト」を立ち上げ、子どもたちの「生活習慣」「食生活」「運動不足」の改善に取り組んできました。これにより、現在も全国平均を上回る状況は続いているものの、全国ワースト1位は、6歳の1つだけとなり、徐々に改善の兆しが見え始めています。
全体で見ると、14の年代で前回よりも数値が改善していて、県は「取り組みの成果が現れてきている」としています。











