文部科学省は28日、子どもの健康に関する調査結果を公表しました。福島県内では、肥満傾向にある子どもがほぼすべての年代で、全国平均を上回ったことがわかりました。
文部科学省は、県内の幼稚園や学校のうち、165校の児童や生徒の健康状態について調査し、昨年度の結果を公表しました。それによりますと、肥満傾向にある子どもは、12歳と16歳の男子を除いたすべての年代で全国平均を上回っていることがわかりました。特に6歳の男子は11.5%で、都道府県別で、最も悪い結果となりました。
結果について県は「前回よりも改善したものの、全国と比べると肥満の傾向は続いている」と分析しています。このほか、虫歯の割合もすべての年代で全国平均を上回りました。ただ、虫歯については、記録が残っている1973年以降で最も少なく、改善傾向にあるということです。
県は、今後も学校や家庭と連携して指導を続けることしています。










