福島県議会議員は改選を受け、新たな顔ぶれとなり、4年の任期が始まりました。任期初日の20日、各会派では役員人事が行われ、新しい幹事長などが選ばれました。
12日に行われた県議選の結果を受けて、最大会派の「自民党」は、今回の改選で議席を2つ減らして29人となり、単独過半数には届きませんでした。
20日に開かれた議員全員協議会では、県連の新しい幹事長に、政調会長でいわき市選挙区選出の矢吹貢一さんが内定しました。
矢吹貢一議員「今般の県議会議員選挙を見ても自民党の逆風を強く感じたところ。各種選挙に盤石の組織体制をもってのぞむ、そんな体制づくりをする」
また、県議会議長候補には幹事長の西山尚利さん、総務会長には佐藤雅裕さん、政調会長には鈴木智さんがそれぞれ内定しています。
今回の役員人事は21日の総務会を経て、正式に決まります。
一方、第二会派の「県民連合」には、立憲民主党の10人と無所属で当選した8人が所属することになり、20日、人事について話し合いました。
新しい幹事長には、会津若松市選挙区選出で立憲民主党の宮下雅志さんが選ばれました。また、総務会長には荒秀一さん、政調会長には椎根健雄さんが正式に決まりました。
12月県議会は、12月11日に開会する予定です。










