小学館が、漫画原作者の男性が性加害事件を起こし、連載を終了させたにもかかわらず、すぐに別のペンネームで起用していた問題。漫画家の間では、掲載をとりやめようという動きも出始めています。
小学館の人気漫画アプリ「マンガワン」。ところが…
女性漫画家
「強い憤りを感じています。現在自作の『マンガワン』での配信停止を申し入れております」
漫画家の間では、掲載をとりやめようという動きも出始めています。
きっかけは、原作者の起用に関する発表です。
小学館
「原作者の起用判断および確認体制に問題があった」
先週、小学館はマンガワンで連載していた「常人仮面」について、配信と単行本の出荷の停止を発表しました。
問題となったのは原作者の男性です。この男性は、2015年から「堕天作戦」という別の作品を連載していましたが、2020年、児童ポルノ禁止法違反の罪で罰金30万円の略式命令を受けます。小学館は休載を経て、2022年に連載の終了を決定。
ところが、その2か月後…。
男性を別のペンネームにして、新たな漫画「常人仮面」の原作者に起用したのです。担当編集者が被害女性に性被害について口外しないよう、提案までしていたこともわかっています。
さらに、きのう、小学館は別の作品についても新たな事実を明らかにしました。
漫画「星霜の心理士」。原作者は過去に性加害事件で有罪判決を受け、執行猶予期間を満了。その後、ペンネームを変えていました。
小学館は、このケースについては詳しいいきさつを公表。反省の姿勢などを確認した上で、新たな連載を依頼し、被害者への配慮でペンネームを変える判断をしたとしています。
漫画編集の法律問題に詳しい弁護士は。
レイ法律事務所 舟橋和宏 弁護士
「社会復帰する人もいるし、それはあってしかるべき。性犯罪についての社会の見え方が非常に厳しくなっている中で、なぜこれに踏み切ったのか。被害者がないがしろにされているんじゃないか。外部に対して、今回の起用について説明を求められたときに、どういった判断をしていったのか、それが説明できることが非常に重要」
小学館は今後、第三者委員会を立ち上げ、原作者起用のいきさつなどについて検証することにしています。
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