持ち味は展開ラグビー

逆境を乗り越え、前へ進む磐城。選手の平均身長は、172センチと恵まれた体格ではありませんが、パスをつなぎ常にボールを動かし続ける展開ラグビーが持ち味です。

高萩康太主将「アタックは自分たちの展開ラグビーを貫いていければ勝利は見えてくると思う」

注目は、チーム最重量105キロのフォワードの要、プロップの高野晃太郎選手。突破力はもちろん、ボールを投げ入れるラインアウトでは、狙った位置に投げ込む正確なスローイングが得意です。

高野晃太郎選手「フォワード全体がうちより大きいので、モールやスクラムで押されないように気を抜けない」

いくつもの困難を乗り越えチームとして強くなったという磐城。挑戦者として、2年ぶりの王座奪還を狙います。

高萩康太主将「一つ上の先輩たちは自分たちで花園に行かせてあげたかったという思いがあるので、今回の決勝では必ず花園に行って先輩たちを笑顔にさせたい」

佐藤芳弘監督「松韻福島さんにメンタルで負けない絶対負けないという気持ちを持ち続けたい」

聖地・花園出場をかけ、両チームはそれぞれの思いを胸に、11日(土)に決戦に挑みます。TUFでは、試合の模様を午後0時25分から実況生中継します。