東京で13日に開幕した世界陸上男女混合1600メートルリレーに、東邦銀行の井戸アビゲイル風果(ふうか)選手と松本奈菜子選手が出場し、日本は決勝進出を決めました。

男女混合の1600メートルリレー予選1組。1レーンの日本は、1走の今泉堅貴選手から2走の東邦銀行・井戸選手がバトンを受け取ると、8位から6位まで順位を上げます。
3走の吉津拓歩選手が6位のをそのままキープして、アンカーの松本選手へ。松本選手は最後の直線でジャマイカを交わし5着でゴール!タイムは3分12秒08を記録し、日本記録を大幅に更新しました。

2組目の結果を受けて、タイムで一歩及ばず予選敗退かと思われましたが、ケニアの失格により繰り上がりでの決勝進出を決めました。選手たちはサプライズの決勝進出に、悔し涙をうれし涙に変えていました。

井戸アビゲイル風果選手「やばいですね。いやー、もう1本走れるのうれしいです」

決勝は13日夜10時20分の予定です。