11日、高校ラガーマン憧れの聖地、花園への出場をかけた福島県大会の決勝戦が行われます。決勝は2年前と同じ松韻福島対磐城。決勝に挑む両チームを紹介します。

モールが武器の松韻福島

準決勝で第4シードの聖光学院を破り、2年ぶりに決勝進出を決めた第1シードの松韻福島。

福島・高宮康平主将「まずは勝ててよかったのと、次があるので次の決勝で自分たちの得意とするモールとコンタクト、松韻福島らしく戦っていきたいと思っています」

田中瑞己監督「流れが悪いなかでもなんとか我慢してひっくり返したので、うちの子たちは褒めてあげたいところはあります」

密集で押し合うドライビングモールを得意とする松韻福島。スクラムを組むFW陣8人の平均体重は93キロ。重量FWを武器に、今年1月の県の新人大会で優勝、さらに5月の県総体でも優勝するなど、この大会も優勝候補です。

円陣で高宮主将「前に出ていかないともったいないと思うから、そこ全員でもっと強気でやっていこう!」

チームスローガンは「ひたむきに一生懸命に!」部員はマネージャーひとりを含む27人で、このうちラグビー経験者は2人のみ。部員のほとんどが高校からラグビーを始めました。