「1年前の時計を動かすことができる…」去年コロナで決勝辞退の磐城

続く第2試合は、おととしの王者・磐城と第2シード郡山北工業が対戦。試合は最後まで息詰まる展開となります。

19対19と同点で迎えた後半23分。コバルトブルーのジャージ、磐城の池田が見事なランニングをみせます。相手選手を2人、3人と交わし、飛び込んでトライ!終盤で磐城が勝ち越します。

ただ、郡山北工業も諦めません。プレーが切れると試合終了のなか、必死にトライを奪おうと攻め込みます!

そして、ボールを必死につないだ攻撃で、磐城がボールを奪い返し、試合は終了。大激戦の末、磐城が26対19で、3年連続の決勝進出を決めました。磐城は去年、新型コロナの影響で決勝を辞退したため、決勝を戦うのは2年ぶりとなります。

磐城・高萩康太主将「まずは本当に勝てて良かったという気持ちが一番ですね。最後までディフェンスを頑張ってくれたのが、勝利に繋がったのかなと思っています」

磐城・佐藤芳弘監督「1年前の時計を動かすことができると思っています。1年前、決勝でできなかったこと、これからだと思っています」

花園への切符をかけた決勝、松韻福島対磐城は、11日(土)に行われます。試合の模様は午後0時25分から、TUFで実況生中継します。