高校生ラガーマン、憧れの聖地・花園への出場をかけた福島県大会の準決勝2試合が、5日に行われ、2試合とも手に汗握る熱戦となりました。

いわき市で行われた準決勝第1試合は、第1シード松韻福島と第4シード聖光学院が激突。試合は、序盤から松韻福島が密集して押し合う得意のモール攻撃で優位に進めます。

後半28分、12対7と5点リードの松韻福島は、モールから渡邉が持ち出し、走り込んでトライ!聖光を10点差に突き放します。

対する聖光も試合終了間際、敵陣深くで粘り強くボールを繋ぎ、最後、伊藤が意地のトライを奪い、5点差まで詰め寄ります。

しかし、その後スコアは動かず、松韻福島が17対12で聖光学院を破り、花園に王手をかけました。

松韻福島・高宮康平主将「まずは勝てて良かったのと、次があるので次の決勝でまた自分たちのモールとコンタクト、松韻福島らしく勝ちたいと思っています」

松韻福島・田中瑞己監督「勝ち上がることができて良かったですね。うちの子たちはほめてあげたいと思いますけど」