「携帯電話がハッキングされている」などの電話を信じた男性が、130万円相当をだまし取られる被害にあいました。

被害にあったのは、福島県古殿町に住む60代の男性です。

警察によりますと、13日午前11時ごろ、知らない携帯電話番号から電話があり出たところ、NTT個人情報委員会を名乗る人物から「あなたの携帯電話がハッキングされ、あなたの携帯電話のせいで多数の被害者が出ている。プリペイドカードを購入し、示談金を準備してください。サイバーセキュリティシステムにも伝えるので、そちらからも連絡があります」と言われ、コンビニでプリペイドカードを購入し、コード番号を教えました。

その後、15日午後1時ごろに、サイバーセキュリティシステムを名乗る人物から同じような内容の電話があり、同様にコンビニでプリペイドカードを購入し、カードのコード番号を教え、計130万円相当をだまし取られたということです。

警察は、電子マネーの購入やその番号を教えるよう要求された場合は詐欺として、絶対に教えないよう呼びかけています。