福島県の郡山消防本部によりますと、今年4月1日から10月18日までに、自転車事故によるけがで125人が救急搬送されました。

このうち、ヘルメットを着用していた人は21人で16.8%、着用していなかった人は104人で83.2%と、8割以上がヘルメットを着用していませんでした。

年齢別では、15歳から19歳が最も多く43人で、全員がヘルメットを着用していませんでした。

また、125人のうち入院が必要なけがをした人は25人で、このうち10人は頭部にけがをしています。

郡山市では18日にも乗用車と自転車が衝突する事故で、自転車の男性(37)が頭を強く打って重傷を負い、男性はヘルメットを着用していませんでした。

自転車のヘルメット着用は今年4月から努力義務となっていて、警察などが着用を呼びかけています。