福島県檜枝岐村で、キノコ採りをしていた60代の男性がクマに襲われ、けがをしました。
警察によりますと、14日午前7時すぎ、檜枝岐村帝釈山の山林で、キノコ採りをしていた茨城県大子町の60代男性が、クマ1頭に襲われました。クマは体長1.4メートルほどで、男性は右腕をかまれるなどして軽傷を負ったということです。
男性は14日午前6時半すぎに1人で山に入り、30分ほどキノコを採っていたところ、突然クマが襲ってきたということです。倒れた男性に、クマは覆いかぶさってかんだり引っかいたりしましたが、男性が持っていたナタをクマの首にあてたところ、クマは山の奥へ逃げていったということです。
男性は自力で下山し、自分で病院に行きました。
警察は、山に入る際は
・1人ではなく複数で行動する
・クマよけの鈴などを持ち歩く
・クマの目撃情報があった周辺には立ち入らない
などの注意事項を守り、被害にあわないよう呼びかけています。










