今年の参議院選挙で、公務員の地位を利用し、特定の候補者への投票を呼びかけた疑いで書類送検されていた公立藤田総合病院の看護部長が、罰金20万円の略式命令を受けたことがわかりました。
略式命令を受けたのは、国見町の公立藤田総合病院の看護部長の女性です。
病院を運営する組合などによりますと、看護部長は今年7月の参院選で、公務員の地位を利用して部下の職員に特定の候補者への投票を呼びかける文書を配り、投票を依頼した疑いで書類送検されていました。
看護部長は9月に略式起訴され、10月、福島簡易裁判所から罰金20万円の略式命令を受けました。
これを受け、組合は看護部長を戒告、院長の男性を指導監督が不十分だったとして文書訓告の処分にしたということです。











