記録的な大雨から4日。福島県いわき市では、12日も復旧作業が続けられ、影響の長期化が懸念されています。
いわき市内郷綴町の通所介護を行う施設では、9月8日の大雨でリハビリ器具などが水に浸かり、休業を余儀なくされていて、12日も復旧作業が行われています。この施設は60代から90代の20人ほどが週2回利用していますが、復旧のめどは立っておらず、現在は別の施設で回数を減らして利用しています。12日朝は、水に浸かった壁をはがし、乾燥させる作業を行っていました。
さくら樹デイサービスセンター・山崎祥子さん「まだ(再開が)いつになるかわからないが、できるだけ早く、利用者の体力が落ちないように(再開したい)」
一方、いわき市の3つの入浴施設では、浸水被害を受けた人や避難所で避難生活を送る人などを対象に、12日から30日まで無料開放が行われています。
無料になるのは、いわき市常磐湯本町の「さはこの湯公衆浴場」、「湯本駅前みゆきの湯公衆浴場」、そして平下高久の「新舞子ハイツ」の計3か所です。